田中刑事が優勝 国体フィギュア成年男子

 国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第3日は29日、盛岡市アイスリンクなどで行われ、フィギュアスケート成年男子はショートプログラム(SP)1位の田中刑事(岡山・倉敷芸術科学大)がフリーもトップの153・13点をマークし、合計227・61点で優勝した。

 成年女子のSPは昨年12月の全日本選手権4位の本郷理華(愛知・邦和スポーツランド)が71・19点で首位に立ち、村上佳菜子(愛知・中京大)が62・50点で2位に続いた。

田中、3回転半決め圧勝

 フィギュア成年男子フリーの田中は冒頭の4回転サルコウこそ両足での着氷となったが、自信を持つトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2本決めて圧勝。「ベストではなかったけど、最低限のことはできた」と淡々と振り返った。2月には2014年の大会で17位だった4大陸選手権が控えており、今後はプログラムの精度を高めていく。「前回はまだジュニアだった。今回は勝負していきたい」と上位進出へ意欲を示した。

(毎日新聞)

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